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高知白バイ事件


False charge at KOCHI,JAPAN
On the 3rd of March,2006.Kochi prefectural police fabricate evidence due to the accident that the speed-cop's motorcycle collided with the kiddie car.The cop died.and Driver Haruhiko Kataoka becomes a false charge.


2006年3月、高知県春野町の交差点で、スクールバスと白バイが衝突し、白バイ隊員が死亡した。 バスのドライバーは業務上過失致死罪で起訴され、一審は禁固1年4ヶ月の実刑判決が下った。被告側は冤罪を主張し、最高裁に上告していたが、2008年8月22日、上告棄却。

事故は道路脇の駐車場から出たスクールバスが、右折しようとした所、中央分離帯付近で右方向から来た白バイと衝突したというもの。

■被告側の主張
【 中央分離帯付近で停止し、反対車線の車が途絶えるのを待っていた所、白バイが突っ込んで来た 】

■検察側の主張
【 片岡被告が白バイに気付かないまま車道に出、時速5-10キロで走行中に白バイと衝突→急ブレーキを掛け、白バイを凡そ3メートル引きずりながら進んで停止した 】


この事件のことは、つい最近、きっこのブログで知ったばかりなのですが、そこで紹介されていたテレビ朝日の「テレメンタリー」をみて、これは冤罪なのではないかと怒りにふるえました。

スクールバスに乗っていた生徒及び後続の乗用車を運転していた教師は、「衝突前、バスは急ブレーキはもちろん、動いていなかったと証言しています。
また、この事件を目撃した第三者は白バイは時速100kmは出ていたと証言しているのですが、裁判官は「関係者の証言は信用できない」「素人のスピード目測は信用できない」と、地裁・高裁において弁護側が提出した証拠はすべて棄却し、事故の目撃者の証人喚問を要求も認めませんでした。
しかしその一方で、約200mも離れた地点を走行中に目撃したという同僚白バイ隊員の「時速は60kmだったと思う」という証言は「白バイ隊員は日常から目測の訓練を行っているので信用できる」と証言採用しているのです!これで公正な裁判といえるのでしょうか?

バスが動いていた証拠として、検察側は「1mのブレーキ痕の写真」を提出。
しかしそれは撮影時間、タイヤの溝がないなど、不自然な点の多い写真で、警察による捏造疑惑が浮上しました。プロである交通事故鑑定人もその不自然な点を指摘しています(その資料も裁判では「不自然な点も見受けられるものの、すでに証拠については十分審議した」という理由で審議さえされなかった)

また、この事故前に、白バイの追尾技術を上げるため、路上走行を行うようにという内部お達しが出ていたという情報もあります。この事故現場近辺では、追跡ではないのに高速走行をする白バイが目撃されていました。

8月22日、最高裁が上告を棄却し、刑が確定しました。
そのためか、ネット上にたくさんあったテレメンタリーの動画は現在全て削除され閲覧できなくなってしまっています。

動画は見ることができませんが、画像を利用しわかりやすくまとめてあるサイトです

http://k1fighter2.hp.infoseek.co.jp/Enzai/Kochi/EnzaiKochi.htm#top

KSB瀬戸内海放送の動画はまだ見ることができるようです。
(①-⑤2007年10月、⑥・⑦2008年01月放送分)
http://www.ksb.co.jp/newsweb/indextable.asp?tid=4&sid=7

冤罪事件を扱った映画「それでもボクはやってない」ではありませんが、警察にも裁判所にもコネのないわたしたち一般市民はこうした事件に巻き込まれたら、正しく裁いてさえもらえないのでしょうか?裁判員制度が始まれば変わるのでしょうか?いや、この事件の場合は、「無実を訴える弁護側の証言」を法廷に出すことさえ拒まれているわけですから、市民の裁判員がいたとしても彼らだって検察有利の資料だけをみれば疑いなく「有罪」と判断してしまうことでしょう。

片岡晴彦さんのブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/zassou1954/MYBLOG/yblog.html

片岡晴彦さんを支援する会HP
http://www.geocities.jp/haruhikosien/
by accomarie | 2008-08-30 23:21 | 雑記 Mon cahier

日々感じたことを書き綴ってます


by accomarie