日々感じたことを書き綴ってます


by accomarie
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by accomarie | 2008-07-25 18:05 | 映画 Le film
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世界で起きている民族紛争のほとんどは、宗教的対立で民族的対立で、「平和な」日本に生まれ育った日本人の私には残念ながら理解しようとしても根本的理解は難しい。
そして、(遅ればせながら)今日見たこの映画で知ったのはさらに理解の難しい対立だった。
ルワンダ紛争のツチとフツ。異民族ではないからほとんど見分けはつかないし、言語も宗教も異なるわけではない。あるのは、かつて宗主国ベルギーによって優遇されたツチがフツを迫害していたという歴史、そしてお互いに相手に対し憎しみを持ち、クーデターやジェノサイドで繰り返される報復につぐ報復の歴史。
虐殺された死体に群がる野犬をshootingすることはできても、国連事務総長の命令がなければ襲撃してくる暴徒を銃で制止することもできないという国連軍。かつてユダヤ人を匿った祖父母を誇りに思うと言いつつも、自身は上からの命令通り、撤退=国連軍を頼って避難してきたツチ住民を見殺しにするベルギー部隊の隊長。国連軍の任務は平和を推進することではなく平和を監視することなのだそうだ。国連軍というのはなんて他人事な組織なんだろう。為政者の「命令」でしか動けない忠実なロボットである軍隊にとっては庶民の人命なんてどうでもいいものなんだろうか。
植民地政策時代の身分差別がひきがねなのに、いざ自分たちに火の粉がふりかかってくれば、「ルワンダのことはルワンダ人にまかせればいい」とさっさと逃げてしまうヨーロッパ人。白人が死ぬボスニア内戦では心が痛んでも、黒人が死ぬルワンダ紛争ではダメージが少ないと告白する白人ジャーナリスト。自国民だけを避難させるためにやってきたフランス軍のトラック。
この作品は、神父、若い教師、ツチの若者、フツの生徒、国連軍、ジャーナリストと様々な立場の人間のそれぞれの心情を適度に描くことで、紛争自体よりも、国連軍の紛争介入の姿勢や白人ジャーナリズムのありかたなどを見る者に強く問題提起している。私は白人目線にはなれない。私の気持ちはマリーをはじめとするフツの人々にあった。映画では国連軍が撤退したあとの状況を描いていないけれど(それはきっと映像にするには残酷すぎるだろう)、あのあと、学校内の人々はナタを持って襲撃してきた民兵の前になすすべもなく殺されていったのだろうか。もし自分があの状況で校内に残されたとしたらどうなっていただろう?
国連軍には見捨てられ、白人には逃げられ、ナタを持った暴徒が押し寄せてくる。しかし彼らは組織化されていないし、武器の大半は銃ではなく、あまり切れなそうなナタ。味方側は400人の老若男女。きっと、無抵抗にただ殺されるよりは最後の最後まで徹底抗戦をしたいと思うだろう。

暴力に対して暴力で反抗することは連鎖しか生まない、暴力の連鎖はどこかでとめなくてはいけないと私は考えるほうなのだけれど、あのような極限状態にあってそんな理想論は言っていられない。

学校に取り残された人々はミサで神に祈りをささげ、神の愛に救いを求めていたけれど、神様に祈っても虐殺はとめられない。

映画前半では頑にミサ命だったクリストファー神父が後半ではすっかり表情が変わって、悟りを拓いた聖者のようなかなしい目で現地残留の決意を告げるシーンでは思わず感動してしまったけれど、聖なる行動で非暴力を貫いても、そのまま殺されてしまっては残念ながら世界は変わらないのだ。

もし私が学校内に取り残されたら、やるかやられるか。きっと戦う。民兵の武器を奪って何人か殺せれば上々。...ああだめだ、私には非暴力の思想は難しい。殺しには殺しで報復を。こうやって血で血を洗う憎しみの戦いは続いていくのだろう。

キリストは頬をぶたれたら、もう片方の頬もさしだせと言ったんだっけ。ほんとうに敬虔なキリスト教徒は反撃しないで無抵抗に殺されるのを選ぶのだろうか。クリスチャンでない私にはそれもわからない。

何がいいんだか。どうすればいいんだか。自分なりの答えもみつからない。また非常に考えさせられる映画をみてしまった。
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by accomarie | 2008-07-24 00:33 | 映画 Le film

はじめてのうたごえ喫茶

うたごえ喫茶に初めて行ってみた。
うたごえ喫茶とは、1960年代の学生運動華やかなりし頃に全盛を極めた飲食店の一形態で、リーダーの音頭のもと、ロシア民謡、唱歌、童謡、労働歌、反戦歌、歌謡曲などをアコーディオンやピアノの伴奏に合わせて店内の客全員で歌う店である。
1950年ごろ、新宿の料理店が店内でロシア民謡を流していたところ、自然発生的に客が一緒に歌い出して盛り上がり、それが歌声喫茶の走りになったらしい。

大衆の中から自然発生的にわきあがる歌声、ロシアのかおり、学生運動に労働運動、どれも私の好きなものであり、何やら憧れめいたものがあったことは否めない。

期待に胸をふくらませ勝手に妄想をたくましくして初めて足を踏み入れたうたごえ喫茶。
しかしそこは私の想像とは全く違うところだった。
ゴーリキーの「どん底」のような地下にある薄暗いロシア居酒屋ではなく、どちらかというと、明るい電灯のもと見通しの良い健康的な沖縄食堂のようだった。政治を憂うパワーというよりは、非常に牧歌的健全かつ懐古主義的な郷愁ばかりを感じる場所だった。

入店したからには、歌本(どうして歌詞だけなんだろう?譜面が載っていれば知らない曲でも歌えるのに。世代の違う人間に不親切だ。)を借りて何曲か一緒に楽しく歌いはしたけれど、個人的には幻想が破れた夜だった。60年代もあんなに牧歌的だったのだろうか?
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by accomarie | 2008-07-20 23:48 | 雑記 Mon cahier
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Michael Collins


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The Wind That Shakes the Barley


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A star Called Henry

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by accomarie | 2008-07-14 01:49 | 映画 Le film

Quatorze Juillet


La prise de la Bastille

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C'est une révolte?
--Non sire, ce n'est pas une révolte, c'est une révolution.



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Lady Oscar : La Rose de Versailles, tome 1 (Poche)
Lady Oscar : La Rose de Versailles, tome 2 (Poche)
Lady Oscar : La Rose de Versailles, tome 3 (Poche)

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by accomarie | 2008-07-14 00:00 | Le manga
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by accomarie | 2008-07-11 12:07 | 映画 Le film
事の発端は、携帯電話の機種変更の際に、店員にすすめられるがままに「有害サイトアクセス制限サービス」に申し込んでしまったこと。ちなみに私は未成年ではないし20代でさえない。
そのときは、誤ってリンクをクリックして有料アダルトサイトなんかに迷い込んでしまったら不快だから便利かも?といった軽い理由で承諾したのだ。しかし数日後、激しく後悔することになるとは…。

その申し込み日から数日後のある朝のこと。いつものように電車の中で自分のブログにアクセスしてみようとしたらアクセスを拒否された。自分のブログだけでなく、全ての個人ブログにアクセスできなかった。また、gmailのメール本文からのリンク先は個人サイト、企業サイトを問わず全てダメだった。(URLをコピペしてアクセスすればOK)

何が有害で何が無害なのか?
 これは携帯会社の設定ではなく、携帯キャリアから委託された業者が独自の分類で行っているフィルタだという。
「ネット犯罪から子供を守る」という名目で総務省が携帯・PHS各キャリアに導入の徹底を求めた(2007年12月)有害サイトアクセスWEBフィルタだが、ここまで精度の悪すぎるフィルタでは全く意味がない

有害サイト規制法が施行されれば、18歳未満の携帯はこのフィルタがデフォルト設定になる。親権者による同意がなければ解除できないそうだが、こんなに「使えない」のであれば、未成年は理解のある親に解除してもらうに違いない。

「おかーさん、見てよ。このフィルタは全然使えないんだよ。これに入っていると私の書いてるブログにアクセスできないんだよ?おかしいよね?解除してよ」
と主張して親を納得させ、解除申請してもらう未成年が続出するのではないだろうか?

フィルタを設定する業者も改善の必要があるが、未成年は制限しておきゃ安心だろうという考え方、くさいものにはふたを的考え方も改善の必要がある。

むしろ未成年には悪徳有料詐欺サイトをじっくり見せ、それをクリックするとどうなるのか、トラブルに巻き込まれそうになったらどう切り抜けるべきか、誰に相談するべきか、あと匿名で書き込みを行ってもIPや携帯UIDで個人は簡単に特定され得るという現実をしっかりと見せ、倫理を教え込んでいくべきだと思う。

(2008/8/30追記)
携帯フィルタリングを引き受けているネットスター社の見解についてコメント欄で情報をいただきました。ネットスター社のサイトより以下引用させていただきます。

Q.なぜ有害とは思えないブログサイトが携帯でのフィルタリングサービスで規制されるのですか?

A.携帯電話のフィルタリングサービスでは、規制対象となるカテゴリは携帯電話事業者各社の判断にあわせて決定されており、ブログ・掲示板・SNS(ソーシャルネットワークサービス)などのコミュニティサイトも規制の対象となっています。そのため、一般に広く利用されるブログサービスについても、個別ブログのコンテンツ内容に関わらず、閲覧が規制されます。
利用者同士が情報の発信を行うことのできるような、いわゆる双方向利用が可能なサイトの場合、一般に予めサイトの内容を判断することが難しく、実際にサイト管理水準によっては、サイト利用に伴う犯罪被害・加害者になるケースも発生しています。
そのため、携帯電話事業者側ではこうした双方向利用機能を持つサイトについて、予防的安全確保の視点から、フィルタリングによる閲覧規制の対象とする判断をしているようです。

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by accomarie | 2008-07-03 00:00 | 雑記 Mon cahier